失敗しないスチコンの選び方
スチコン選びのチェック項目
- スチコンを導入する目的が明確になっている
- 実演会などでスチコンの能力を自分の目で確かめることができる
- 料理に合わせてプログラムを設定できる
- スチコン導入で厨房機器を削減できる(コンロ、フライヤー、焼き台、炊飯器、蒸し器など)
- スチコンの設置スペースを確保できる(幅655mm×奥行555mm×高さ567mm以上)
- ガス式:ガス接続 もしくは、電気式:電源(三層200V)の接続が可能
- 浄化フィルターまたは軟水器を追加せずに吸水接続、排水溝への接続が可能
- 自動洗浄機能、水垢除去機能がある
- 利用目的に合わせてサイズやオプションを豊富に選べる
- 安全な設置、修理メンテナンスをお任せできる
- スマホなどで遠隔操作、調理状況が確認できる
スチコンの機能を知る
多種多様な調理ができる万能の調理器具です
スチコンは、オーブンにスチーム発生装置を取り付けた厨房機器で、大きく分けると
①「スチーム」蒸気を発生させて食材を蒸す
②「ホットエアー」熱風を循環させて食材を焼く
③「コンビネーション」熱風と蒸気を使って食材の水分を保ち、加熱時間の短縮ができる
の3つの機能があり、この機能を組み合わせて「焼く」、「煮る」、「揚げる」、「炒める」、「蒸す」などの多種多様な調理ができる万能の調理器具です。
スチコンの性能を理解する
スチコンの能力を自分の目で確かめることが重要です
スチコンの価格帯は小型のものだと50万~150万円くらい。大型なものだと100万~300万くらいします。
しかし導入することにより作業効率が上昇し、人件費を削減できるので比較的短期間で回収できるでしょう。
しかしスチコンはメーカーや機種によって、できることもさまざまです。ただ安いからといって能力の低いものを購入してしまうと、ただの浪費になってしまいます。
作業の効率化アップを目指すなら、お店にあったスチコンを選ぶことが大切です。
そのために必要なのが、メーカーが定期的に開催している実演会などに参加しスチコンの能力を自分の目で確かめることが重要になります。
スチコン導入で厨房内の無駄を省く
導入することによって、必要がなくなる厨房機器もでてきます
コンロやフライヤー、焼き台、炊飯器、蒸し器などお店によっては、厨房が狭く設置を断念しメニューの数や料理の質を落とさねばならないお店もあるでしょう。
しかしスチコンを導入することによって、必要がなくなる厨房機器もでてきます。
それにより盛り込みスペースの確保や機器を揃えるための資金が減ることにつながり、作業効率は確段に上がることでしょう。
歩留まり率を低くすることで無駄な原価率を抑える
安定した調理が可能になります
歩留まり率とは、生産量から失敗などの不良品量を差し引いた完成品の比率です。
スチコンは機械が定められたメニューを忠実にこなしてくれるので、失敗がなく、機種によっては冷凍の魚なども冷凍から焼けます。
それにより解凍しすぎて破棄する危険もなくなりますし、安定した調理が可能になります。
スチコンの設置場所・導入
スチコンの設置場所は重要です。ホテルのように広い厨房なら置ける場所は確保しやすいですが、日本の厨房は客席を確保する為に、かなり窮屈なつくりになっているのが現状です。
なので、スチコンで何を調理するのかというのを明確にし、無駄な厨房機器を撤去して導入されるお客様もいらっしゃいます。しかし実際、それにより作業効率が上がり売り上げも伸びていらっしゃいます。
弊社は厨房の設計も得意ですので厨房内の導線や使いやすさなども考慮し、お客様が快適に作業ができる厨房作りを目指しています。弊社ではスチコンだけでなく厨房機器全般を扱っておりますので、厨房全体で物事を考えて、トータルで最善の策をお伝えすることができるのも強みです。
どのメーカーのものをどこから購入するかを決める
スチコンといってもたくさん種類があります。実際にすべての機種の実演会に出向くとなると1年くらいかかります。
国内の狭い厨房でスペースがない店舗におすすめのメーカやガス製品のメーカー、電気式スチコンのみを取り扱うメーカー、スタイリッシュなデザイン重視のイタリアの企業など様々なメーカーがスチコンを開発・販売しています。
これらすべてのスチコンの実演会を見に行くのはとてもたいへんなことです。
結局どれを購入するか悩むだけで時間の浪費になってしまいます。
特に飲食店で働く方々がその時間を確保するのは難しいと考えられます。
そこで長年お客様の厨房の問題解決を得意としている弊社が、お客様にとって一番メリットとなるスチコンはないかと実験(試作)を何回も試みて「これならさまざまな問題が解決できる」というスチコンを探しだしました。
現在世界で販売されているスチコンの中で一番スチコンに特化しているドイツのメーカーそれがRATIONAL (ラショナル)です。
聞いたことないけど有名な会社なの?どこの会社?と思われるかたもいらっしゃるでしょう。
このメーカーが凄いのは現在、世界中で販売されているスチコンのうち50%がこのラショナル社製のものが使われいます。
スチコンを製造している会社はたくさんありますが、ラショナル社は世界シェアの半分も占めています。
それだけスチコンにおいては世界でトップの実力を誇るラショナル社。
その理由は40年にも渡りスチコンだけを開発してきた会社だからです。
40年もスチコンだけを、しかも元シェフレベルの料理人の社員が1,000人以上も日々研究開発に携わっています。
ラックやホテルパンなどのアクセサリーも郡を抜いて豊富です。
スチコンの達人のキッチンスタジオ内にもこのラショナル社のスチコンが設置してあるので、調理実演が可能です。